Ready for Ferry

初回は旅行の話、というか北海道行き(新潟発小樽行)のフェリーの中で思い立って筆を執っている。

せっかく初めてバイクと一緒にフェリーに乗ったので、フェリーの話をしておこう。

お品書き

  • 乗船の流れ
  • 船内の設備
  • 過ごし方
  • 下船の流れ

備忘録に近い

乗船の流れ

予約はインターネットで簡単にできた。 インターネットで宿とか飛行機とか予約したことがある人であればまったく迷わないと思う。

よく車載動画では係員の指示に従ってでかい船に乗り込み、停めて、といったシーンが使われている(使うかは不明だが自分も撮った)がそこに至るまでの手続き的な部分があんまりイメージできていなかった、と言っても雰囲気で行ってトラブルなく乗れたのでそんなに気負うもんでもないが。

でも、この手のことって一度やると当たり前に思えるし、なんだったら公式HPにもある程度は書いてあるんだけれど、やってみるまでなんとなーく不安だったりしたので、自分の言葉でまとめておく

  1. (係員の指示に従って)バイクを所定の行列の末尾に停める
  2. いったん受付に行って手続きをする。これでQR付きの乗船証みたいなものを発行してもらえる。
  3. 乗船時間まで待機
  4. 係員の呼びかけで列の前から順に動き出すのでついていく(途中で乗船証を見せる)
  5. 乗船、指示に従って停める
  6. 必要な荷物を持って客室に移動する

......書いてみると自明~~~、乗る前は1,2あたりがよく分かってなかった

2のチケット発行はWebで前もってやることも出来たようだ。

もっとも今回予約したツーリストSはカードキー付きの個室だったのでそのキーを受け取るためにどのみち窓口手続きは必要だったようだが...

あと6については「法律の定めるところによって出港後は車やバイクが停めてある空間には到着まで入れなくなる」って車載動画か何かで聞いたことがあったので事故らずに済んだ。

到着までの所要時間にも依存するけれど、極端な話、財布とかを置き忘れて出港しちゃったらかなりつらいことになるので注意が必要だと思う。

あ、あとどこかで必要って聞いたので、慌てて車検証のコピー取ったりしたけれど、これも結局は不要だった。

受付のお姉さんの言い方だと「予約の時に間違ったナンバー入れてたり、予定してたのとは別の車・バイクで来た場合には必要になる」ような印象を受けた。

船内の設備

船内の設備をざっと見て回った感じ

なんかがあった。カラオケとかスポーツジムみたいな設備もあるにはあるらしいが、コロナで全部閉鎖されてた。

レストランや売店はかなり営業時間を絞っているようで昼の数時間、夜の数時間しかやっていなかった。食べ物をまったく持ち込んでいない際には注意が必要かも。

レストランの味はというと、プロレタリアート向けのレストランでザンギ定食(たしか1000円くらい)を食べた分には至って普通であった。他のメニューはめっちゃうまいとかあるかもしれないけど。

大浴場は特に温泉などではないが、白湯、ジャグジー、露天、サウナ(ただしコロナでry)と一通りそろっていた。

スーパー銭湯ほどの充実ではないがお風呂で長い時間を過ごせるひどらさん的には悪くないラインナップだと思う。タオル等は備え付けられてはいないので持参するか、有料でレンタルがありそうだった。

過ごし方

基本的にはインターネット環境がない。航路上、陸にある程度近づいた時には4Gの携帯回線が使えた時もあったが、不安定だったし快適とは程遠い。

このあたりのことはHPにもまとめてあった。暇つぶしの達人たるひどらさんのことなので

  • 旅行雑誌
  • 月刊漫画雑誌(1年近くのビハインドがある)
  • AmazonPrimeの映画

をあらかじめ用意(ダウンロード)しておいた。

でかい船だから揺れは大きくないにしても、多少は揺れるが乗り物酔いに強く映画が好きなら苦痛なく過ごせるだろう。

(残念なことにひどらさんは三半規管がとても弱いため乗り物酔いしやすい)

売店でお菓子やジュースを買ってときどき齧りながら007の初期の映画を1つ(『ドクター・ノオ』)を個室で見たが、酔いそうな感じがしたので2つ目(『ロシアより愛をこめて』)は甲板に置いてあるテーブルで見た。

個室は電源が使えるのは非常に良いが、窓なしでちょっと酔いやすいかも

一方で甲板は風景が見え、風が当たる分だいぶマシだった。

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ジュースやアイスの自販機もあった

そのあとはお風呂へ入ったり夕飯代わりのパン(なぜかメロンパンを受付で売っていた)を食べたりしている間に夕方になり、早めに寝ることにした。

到着予定の4時30分という時間は控えめに言ってもかなり狂っているので、そこそこ揺れて値付けなかったり眠りが浅くなることを考えると長めに時間を取っておきたかった。

結果から言うと案の定寝付けず、0時代に目を覚ましてしまったりで熟睡は出来なかった。

(余談だがこの睡眠の質の問題はどちらかというと船よりもひどらさん側に問題がありそうな気がする(キャンプでも熟睡できたためしがない...))

下船の流れ

下船は繰り返しアナウンスされるので従っておけば大きく間違えることはないだろう

1.荷物まとめておいてアナウンスを待つ 2.甲板に出る前にチケット確認(余談だがチケットも車・バイクに置き去りにしちゃうと手続きが面倒だったりする) 3.甲板で準備(ジャケット着たり、一部積載しなおしたり) 4.周囲に気を付けて準備ができ次第タラップを降りて下船

個人的には、乗船時と違って列にならずに準備出来次第ってのが意外だった。 それはそれとして周囲に気を付けないと接触事故になりそうで怖かったが。

北海道旅行のまとめはまた別記事でざっとまとめることにしよう。

正直ツイッターで都度呟いていたのでそっちを見たほうが臨場感はあるかもしれない。